自分の思いばかりをぶつけるようなモノが、必ず良いものではない。兄弟が作り出す、トライしてクリアする楽しさのブランド!出来るようになったアイテムは? [Boots の はなし]
「 モノづくり一家 」の、
一員として、
辿り着いた答えが、
「 革製の靴作り 」だった。
小さなころから、
革に触れて育ちました。
父が、
「 レザーアーティスト 」
だったからです。
兄は、
小学校の頃に、
自分用の革カバンを、
自作していました。
「 自分は・・・・・・・・ 」
ですが、
兄も悩んでいたよーです。
「 自分はいったい何を作る人になるのだろうか ? 」
と・・・・・・・・
そして兄は、
20歳の時に、
イタリアへ渡ります。
語学学校に通い、
悩みながらも、
何かを身に着けたいという気持ちは、
街を さまよいながら、
ふと立ち寄った時に見せられたのが、
「 父親と同じ手 を した おじいさん 」
だった と 言います。
その店は、
アクセサリー工房で、
毎日通いつめた結果、
いつの間にか手伝いをするよーに成り、
「 アクセサリー作りを 学んだ 」
と、
言います。
そして兄は、
帰国後に父親の仕事を手伝い、
オーダーメイドにより、
オーストリッチやクロコダイルの、
カバンを作る事で、
多くのことを学びます。
そして2年間、
父親の元で 修行をして、
イタリアのアクセサリー工房での、
経験も元に、
1997年、
シルバーアクセサリーと革小物を扱う、
ブランドショップをOPENします。
その ブランド とは、
鳥取県米子 育ちの、
「 LEATHER&SILVER MOTO : レザー&シルバー モト 」
です。
革製の人形などを作る、
レザーアート 第一人者の、
「 本池秀夫氏 」が 父親 という、
兄「 本池大介 」と、
弟「 本池作人 」の、
兄弟による ジャパンブランド です。
弟の「 作人 」 は、
美術大学で彫刻を学んだのですが、
当初
「 靴作りの素地はなかった 」
と、
言います。
ですが、
OPENから4年たった2000年に、
「 MOTO の、靴を作りたい 」と、
ブランドに加入し、
兄「 大介 」と 同様に、
モノづくり一家の一員として、
革製の靴作りに 辿り着き、
1年ほど 試行錯誤を繰り返し、
兄が「 MOTO らしい ! 」と、
満足いく 第一号の 靴 を、
完成したことにより、
「 MOTO の 靴 」が スタートしました。
「 Uチップハイカット 」
などは、
長時間歩いても疲れにくいのが特徴で、
ホーウィン社のクロームエクセルレザーを、
アッパーに使用し、
無骨さと上品さをあわせもつ、
独特な雰囲気の一足に仕上がっています。
カントリーブーツの、
代名詞的な、
「 ウィングチップハイカット 」も、
アメリカの老舗タンナーである、
「 HORWEEN : ホーウェン 社 」の、
クロームエクセルレザーを使用しており、
メダリオン付きのウィングチップモデルで、
履き込む程に、
柔らかく深みのある色へと、
変化していく、
永く愛用できる一足です。
1人でできることには、
「 限界があるものだ 」と、
考える 兄 大介氏は、
弟の靴が加わったことで、
「 MOTO 」の、
「 可能性が広がったと感じた 」と、
言います。
ただ一方で、
売れているアイテムが、
「 自分が作りたいものか ? 」
というと、
違っていて、
自分がカタチにしたいイメージの、
葛藤から、
「 自分が作りたいものをわかってくれる人に見せたい 」と、
東京で、
お店のOPENを、
考えるようになります。
そして2003年に、
青山店をOPENしますが、
全く売れない1年を過ごします。
売れない理由も わからなかったのですが、
スタイルを変ず やり続けたことによって、
少しずつ知られる存在へと・・・・・・・・。
そして東京にOPENしてから、
来年で15年を目の前にし、
米子で葛藤していた感覚は、
「 誤りだった事に気がついた 」
と・・・・・・・・。
当時 作りたかったイメージが、
「 良いモノ 」という 錯覚 で、
逆に「 売れるモノを作っている 」と 思って、
作っていたモノが、
むしろ「 良いモノ 」と、
感じられたのが、
自分の思いばかりを、
ぶつけるようなものは、
「 必ず良いものではない 」
ということに 気がついた と言います。
この 目が離せない、
兄の 本池大介氏 と 弟の 本池作人氏 による、
日本製の兄弟ブランド、
「 LEATHER&SILVER MOTO : レザー&シルバー モト 」は、
伝統的な手仕事を継承しつつも、
感覚的なアートワークまでこなす、
素直に 人気で お洒落な、
ジャンルにとらわれない、
様々なアプローチで、
レザーアイテムから、
トライしてクリアする楽しさを、
作りだしてくれています。
読んで頂いて、
ありがとうございました。
また、 ぜひ!
お時間空いた時に、
お越しください。
宜しくお願い致します m(__)m
これも書かせて頂いています!
↓ ↓ ↓
カバンBOOK です。
お時間のある時に、覗いてやってください m(__)m
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2017-03-17 05:34
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